壁を越える!

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  • 情報処理技術者試験合格体験記

先日、情報処理技術者試験(以下、情処)の合格発表があった。
今回の春期試験で高度試験のプロジェクトマネージャを受験し、以下の通り、何とか合格することができた。


今回の受験で、プロジェクトマネージャは2度目、論文のある情処では3度目となるが、論文でA評価をもらえたのは初めてとなる。
3度目の挑戦で何とか論文の壁を越えることができた。
高度試験の仕組みを簡単に説明すると、試験は、午前1、午前2、午後1、午後2の4つを1日で受験する。
今回受験したプロジェクトマネージャでは午前1、午前2は選択式、午後1は記述式で解答し、午後2は2,800字程度の論文である。
合格基準は、午前1~午後2が60点、午後2がA評価で、合格基準に満たなかった場合、それ以降は採点されない。
午前1については1度合格基準を満たせば、2年間は免除される。今回はこの制度を使い、午前1の免除を受けた。

論文のある情処を初めて受験したのは2年前の春期試験のプロジェクトマネージャである。
この時の論文の評価はDであった。
どのような論文であったかというと、時間内に論文を書ききることができず、文字数が規定に達していなかった。
おそらく、文字数でD評価となり、内容を読んでもらうこともできなかったのであろう。

2度目は昨年の秋期試験でITストラテジストを受験し、論文の評価はCであった。
この時の論文は、文字数は何とか規定に達していたものの、前回同様、時間内に論文を書ききることができず、中途半端な内容となってしまった。

2度の不合格を受けて今回行った対策だが、それを説明するには午後2の論文の構成を知ってもらう必要がある。

午後2の問題は2問から1問を選択して論文を書く。
各問には設問ア~ウがあり、設問アではプロジェクトの特徴とプロジェクトで発生した問題の背景を800字以内で論じる。設問イでは問題の内容や対策、工夫した点などを800~1,600字で論じ、設問ウでイで実施した内容の評価や再発防止策などを600から1,200字で論じる。
また、論文のほかに「論述の対象とするプロジェクトの概要」を記入するシート(以下、概要シート)がある。
かなり大雑把だが、概ねこんな感じだ。

このような仕組みの中、今回行った対策は、概要シートと設問アを丸暗記するというものである。
概要シートは、プロジェクトの規模や金額、業種などを記入するだけなので、丸暗記で何の問題もない。
では、設問アはどうだろう。
問題文で求められる内容は、今回の試験では問1がサプライヤの管理、問2が品質の管理といったように求められる内容はバラバラである。
一見、設問アを、丸暗記した内容で論述するには無理があるように思える。
しかし考えてみてほしい、何かが生じる原因は、生じた事象ごとに違っているだろうか。
たとえば今回の場合、これまで付き合いのなかった初めての外注先だったらどうだろうか。
サプライヤの管理という観点でも、品質の管理という観点でも何らかの対策が必要ではないだろうか。

初めての外注先、これまで経験したことのない規模、スケジュール厳守など、いくつかのリスクを抱えるプロジェクトであれば、何が顕在化してもおかしくない。
このようなプロジェクトを事前に用意しておくことで、多少の手直しで設問アは論述できる。

次に設問イとウだが、この論述に必要な内容は問題文に書かれている。
具体的には、どのような事象の発生が考えられ、どういった対策をすれば良いかが書かれている。
よって、設問イとウについては問題文の内容を何とか膨らませれば論述は可能である。

今回の受験では、設問アが800字、設問イが1,200字、設問ウが800字程度の内容となった。

あとは、訓練である。
午後2の論文は、実際に書く必要がある。
他人の模範解答の模写でも構わないので、何度か書いておかなければ、本番でいきなり書くことは無理だ。
少なくとも私にはできない。

最後に午前1~午後1についても軽く触れておく。
午前1、2は過去問を繰り返し解くと良い。5年分をきちんと理解して解ければ十分に合格ラインが狙える。
午後1は、ぜひ午後2と交互に解いてもらいたい。午後1には午後2で使える対策が満載である。これを交互に解くことでシナジー効果が狙える。その際、論点が似ている問題を選んで取り組むことをお勧めする。

これを読んでくれた方に何かが伝わったかどうかは不明であるが、少しでも受験の足しになれば幸いである。

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